2750.今日の植物(2233):リモニア
今日の植物は、リモニアといいます。
リモニアは、ミカン科 Limonia acidissima属(リモニア属)の植物で、The Plant Listによれば、この属にはLimonia acidissima種だけが分類される1属1種の属だということです。
ウイキペディアの情報によりますと、このLimonia acidissima種はインド、バングラデシュおよびスリランカが原産の植物で、現在ではインドシナやマレーシアにも導入されているということです。
樹高は9メートル、葉には柑橘類の香りがあり、果実は甘いあるいは酸味を持っているということです。その果実は少し渋みのあるジュースに加工されたり、ジャムの材料としても使われるそうです。また若い果実はピクルスの材料とされるようです。
英語名は、wood-appleあるいはelephant-apple、その果実をリンゴに見立てたものでしょうか?
かつては多くの種がこのLimonia属に分類されていたということですが、それらは現在では Atalantia, Citropsis, Citrus(ミカン属), Glycosmis, Luvunga, Murraya(ゲッキツ属), Micromelum, Naringi, Pamburus, Pleiospermium, Severinia, Skimmia, Swinglea, Triphasiaなどの属に移されているのだそうです。それにしても多くの属に分かれていったものです。
写真です。ネットから借用しています。
リモニア・アキディッシマ Limonia acidissima

●種小名のacidissimaは非常に酸っぱいという意味のようです。
切手です。
リモニア・アキディッシマ Limonia acidissima

1998年 ベトナム発行(ベトナムの盆栽)
●前回と同じセットで発行されました。
リモニアは、ミカン科 Limonia acidissima属(リモニア属)の植物で、The Plant Listによれば、この属にはLimonia acidissima種だけが分類される1属1種の属だということです。
ウイキペディアの情報によりますと、このLimonia acidissima種はインド、バングラデシュおよびスリランカが原産の植物で、現在ではインドシナやマレーシアにも導入されているということです。
樹高は9メートル、葉には柑橘類の香りがあり、果実は甘いあるいは酸味を持っているということです。その果実は少し渋みのあるジュースに加工されたり、ジャムの材料としても使われるそうです。また若い果実はピクルスの材料とされるようです。
英語名は、wood-appleあるいはelephant-apple、その果実をリンゴに見立てたものでしょうか?
かつては多くの種がこのLimonia属に分類されていたということですが、それらは現在では Atalantia, Citropsis, Citrus(ミカン属), Glycosmis, Luvunga, Murraya(ゲッキツ属), Micromelum, Naringi, Pamburus, Pleiospermium, Severinia, Skimmia, Swinglea, Triphasiaなどの属に移されているのだそうです。それにしても多くの属に分かれていったものです。
写真です。ネットから借用しています。
リモニア・アキディッシマ Limonia acidissima


●種小名のacidissimaは非常に酸っぱいという意味のようです。
切手です。
リモニア・アキディッシマ Limonia acidissima

1998年 ベトナム発行(ベトナムの盆栽)
●前回と同じセットで発行されました。
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今日の植物は、インドヒモカズラといいます。未登場の属はヒユ科に入ってきました。
インドヒモカズラは、ヒユ科 Deeringia属(インドヒモカズラ属)の植物で、The Plant Listには10の種名が挙げてありましたので、小さな属ということになりそうです。
ウイキペディアの英語版の情報では、Deeringia属の植物は熱帯アジア、西太平洋、オーストラリア及びマダガスカルに自生しているということです。
ウイキペディアの日本語版には、切手に描かれているDeeringia polysperma種についての記事がありました。それによりますと、この種は台湾、中国南部、マレーシアに、日本では宮古諸島、八重山諸島にも分布しており、宮古諸島が分布の北限になるということです。
ほかのサイトの情報では、漢字で書くと「印度紐葛」で、蔓性の植物のようですが、他の植物に絡みつくといった様子は見られないのだそうです。
写真です。これもネットから借用しています。
インドヒモカズラ Deeringia polysperma

切手です。
インドヒモカズラ Deeringia polysperma

1998年 ベトナム発行(ベトナムの盆栽)
●この切手は次のセットの一部として発行されています。⇒切手植物図鑑
「盆栽」を取り上げた切手も各国から発行されています。日本では見られないような植物が盆栽に仕立てられているを見るのも楽しいものです。
インドヒモカズラは、ヒユ科 Deeringia属(インドヒモカズラ属)の植物で、The Plant Listには10の種名が挙げてありましたので、小さな属ということになりそうです。
ウイキペディアの英語版の情報では、Deeringia属の植物は熱帯アジア、西太平洋、オーストラリア及びマダガスカルに自生しているということです。
ウイキペディアの日本語版には、切手に描かれているDeeringia polysperma種についての記事がありました。それによりますと、この種は台湾、中国南部、マレーシアに、日本では宮古諸島、八重山諸島にも分布しており、宮古諸島が分布の北限になるということです。
ほかのサイトの情報では、漢字で書くと「印度紐葛」で、蔓性の植物のようですが、他の植物に絡みつくといった様子は見られないのだそうです。
写真です。これもネットから借用しています。
インドヒモカズラ Deeringia polysperma


切手です。
インドヒモカズラ Deeringia polysperma

1998年 ベトナム発行(ベトナムの盆栽)
●この切手は次のセットの一部として発行されています。⇒切手植物図鑑
「盆栽」を取り上げた切手も各国から発行されています。日本では見られないような植物が盆栽に仕立てられているを見るのも楽しいものです。
2748.今日の植物(2231):ミヤマワラビ
今日の植物は、ミヤマワラビと言います。以前に登場したヒメシダ科の続きとなります。
ミヤマワラビは、ヒメシダ科 Phegopteris 属(ミヤマワラビ属)の植物で、The Plant Listには15の種が挙げてありましたので、小さな植物群ということになります。
ウイキペディアの情報によりますと、Phegopteris 属の植物はアジア、北アメリカ、ヨーロッパ原産ということですから、北半球に広く分布している植物ということになりそうです。
英語名をbeech fernと呼ばれているそうで、beach(海辺)ではなくbeech(ブナ)ですから、植物のブナにつながりがあるシダでしょうか?
ウイキペディアに、切手に描かれているPhegopteris connectilis種について情報がありました。それによりますと、この種は北半球の森林地帯原産の種で、英語名はlong beech fernだということで、細くて長い葉を持っているようです。
同じ情報で、この種は岩などに着生する植物でもあるようです。
日本語のウイキペディアに、この種がブナ帯という温帯の森林帯に特徴的に表れる植物の一つだという情報がありました。beechという名前はそこから来ているのかもしれません。
写真です。ネットから借用しています。普通に見られるシダのようですが、気づくのが難しそうです。
ミヤマワラビ Phegopteris connectilis

切手です。
ミヤマワラビ Phegopteris connectilis

2008年 デンマーク領フェロー諸島発行(シダ植物)
●この切手はこれまでも登場しておりましたセットの一つとして発行されたものです。こちらです⇒切手植物図鑑
ミヤマワラビは、ヒメシダ科 Phegopteris 属(ミヤマワラビ属)の植物で、The Plant Listには15の種が挙げてありましたので、小さな植物群ということになります。
ウイキペディアの情報によりますと、Phegopteris 属の植物はアジア、北アメリカ、ヨーロッパ原産ということですから、北半球に広く分布している植物ということになりそうです。
英語名をbeech fernと呼ばれているそうで、beach(海辺)ではなくbeech(ブナ)ですから、植物のブナにつながりがあるシダでしょうか?
ウイキペディアに、切手に描かれているPhegopteris connectilis種について情報がありました。それによりますと、この種は北半球の森林地帯原産の種で、英語名はlong beech fernだということで、細くて長い葉を持っているようです。
同じ情報で、この種は岩などに着生する植物でもあるようです。
日本語のウイキペディアに、この種がブナ帯という温帯の森林帯に特徴的に表れる植物の一つだという情報がありました。beechという名前はそこから来ているのかもしれません。
写真です。ネットから借用しています。普通に見られるシダのようですが、気づくのが難しそうです。
ミヤマワラビ Phegopteris connectilis


切手です。
ミヤマワラビ Phegopteris connectilis

2008年 デンマーク領フェロー諸島発行(シダ植物)
●この切手はこれまでも登場しておりましたセットの一つとして発行されたものです。こちらです⇒切手植物図鑑
2747.今日の植物(2230):ヘミオニティス
今日の植物は、ヘミオニティスといいます。前回、前々回に取り上げましたユニオン島から発行されたセットに入っていた植物です。
ヘミオニティスは、イノモトソウ科 Hemionitis 属(ヘミオニティス属)の植物で、The Plant Listには8つの種が取り上げられているという小さな属の植物です。
ウイキペディアの情報によりますと、このHemionitis 属の分類上の取り扱いについて議論がされているということで、別の説では450もの種を擁する大きな属とするものもあるということです。そのうちの最も狭義のHemionitis 属としては、熱帯アメリカ原産の植物群ということになるようです。
写真です。
カエデアミシダ Hemionitis palmata

切手です。
カエデアミシダ Hemionitis palmata

2015年 セントビンセント・グレナディーン ユニオン島(シダ)
ヘミオニティスは、イノモトソウ科 Hemionitis 属(ヘミオニティス属)の植物で、The Plant Listには8つの種が取り上げられているという小さな属の植物です。
ウイキペディアの情報によりますと、このHemionitis 属の分類上の取り扱いについて議論がされているということで、別の説では450もの種を擁する大きな属とするものもあるということです。そのうちの最も狭義のHemionitis 属としては、熱帯アメリカ原産の植物群ということになるようです。
写真です。
カエデアミシダ Hemionitis palmata


切手です。
カエデアミシダ Hemionitis palmata

2015年 セントビンセント・グレナディーン ユニオン島(シダ)
チェスト ローチェスト リビング 収納 おしゃれ 北欧 4段 タンス 収納家具 衣類収納 寝室 収納 棚 省スペース コンパクト リビングチェスト エアリゾーム
今日の植物は、コケシノブと言います。前回のユニオン島から発行されたセットに入っていた植物です。
コケシノブは、コケシノブ科 Hymenophyllum属(コケシノブ属)の植物で、The Plant Listではこの属に分類される種が175ほど挙げてありましたので、かなり大きな属ということになります。
属名のHymenophyllumは「膜状の葉」という意味です。英語名もfilmy fern(膜状のシダ)とされるように、薄い葉は通常は細胞1個分の厚さだそうです。従って、乾燥に弱く、湿度の高い環境に分布するシダだということです。
切手に描かれているHymenophyllum polyanthos種は、英語名をKorean filmy fern(韓国の膜状シダ)と呼ばれています。和名はホソバコケシノブ、ヒメコケシノブ、フジコケシノブ、ホソバヒメコケシノブなどがあり、岩手県以南に分布しているということです。世界的に見ても、熱帯地域から寒帯地域までの広い範囲に分布している種のようです。
写真です。気づかずに見たことがあるのでしょうが、手元に写真がありませんでしたので、ネットから借用しています。
ホソバコケシノブ Hymenophyllum polyanthos

●ウイキペディアによれば、この種は生育環境によって外観が大きく違ってくるのだそうです。例えば、葉の幅は乾燥した環境では細くなり、湿気のある環境では広くなるなどで、多くの種がいわれているのですが、外観の違いなのか、種として違いなのか明確でない、といった例もあるようです。
切手です。
ホソバコケシノブ Hymenophyllum polyanthos

2015年 セントビンセント・グレナディーン ユニオン島発行(シダ)
コケシノブは、コケシノブ科 Hymenophyllum属(コケシノブ属)の植物で、The Plant Listではこの属に分類される種が175ほど挙げてありましたので、かなり大きな属ということになります。
属名のHymenophyllumは「膜状の葉」という意味です。英語名もfilmy fern(膜状のシダ)とされるように、薄い葉は通常は細胞1個分の厚さだそうです。従って、乾燥に弱く、湿度の高い環境に分布するシダだということです。
切手に描かれているHymenophyllum polyanthos種は、英語名をKorean filmy fern(韓国の膜状シダ)と呼ばれています。和名はホソバコケシノブ、ヒメコケシノブ、フジコケシノブ、ホソバヒメコケシノブなどがあり、岩手県以南に分布しているということです。世界的に見ても、熱帯地域から寒帯地域までの広い範囲に分布している種のようです。
写真です。気づかずに見たことがあるのでしょうが、手元に写真がありませんでしたので、ネットから借用しています。
ホソバコケシノブ Hymenophyllum polyanthos


●ウイキペディアによれば、この種は生育環境によって外観が大きく違ってくるのだそうです。例えば、葉の幅は乾燥した環境では細くなり、湿気のある環境では広くなるなどで、多くの種がいわれているのですが、外観の違いなのか、種として違いなのか明確でない、といった例もあるようです。
切手です。
ホソバコケシノブ Hymenophyllum polyanthos

2015年 セントビンセント・グレナディーン ユニオン島発行(シダ)